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犬の病気 内分泌系

犬の病気 内分泌系

この項目では、犬がかかる内分泌系「甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症、副腎皮質機能亢進症、副腎皮質機能低下症、糖尿病」について解説します。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺から分泌されるホルモンの一種「サイロキシン」の分泌が過剰になって起こる病気を言います。 ゴールデン・レトリーバー、ダックスフンド、ドーベルマン、ニューファンドランド、プードルなどがかかりやすい犬種とされます。

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甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンが減少する事から起こる自己免疫性の病気です。
遺伝性があると考えられており、柴犬やシェットランド・シープドッグなどの中型犬、ゴールデン・レトリーバーやシベリアン・ハスキーなどの大型犬によく見られます。小型犬にはあまり発症しません。

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副腎皮質機能亢進症

副腎皮質機能亢進症とは、別名「クッシング症候群」とも呼ばれ、副腎皮質ホルモンの過剰分泌により引き起こされる病気です。
6歳以上の成犬に多く発症する考えられおり、主にダックスフンドやプードルなどの小型犬によく見られる病気です。まれに1歳未満の幼犬に起こる場合もあります。

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副腎皮質機能低下症

副腎皮質機能低下症とは、別名「アジソン病」とも呼ばれ、副腎皮質ホルモンの分泌量が低下することで発症する病気です。プードルやコリーのメスに多く見られます。

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糖尿病

膵臓から分泌され、血液中のブドウ糖を細胞内に取り込んだり、体内で脂肪やたんぱく質を合成する働きをもつホルモン「インスリン」。糖尿病とは人間と同様、このインスリンの働きが悪かったり、量が不足する事により、血液中の糖分が慢性的に多くなりすぎて引き起こされる病気です。体内に蓄えられなかった糖分が尿に含まれるようになるため糖尿病と呼ばれます。
糖尿病にかかりやすい犬種としては、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリバー、セントバーナード、ダックスフンド、ジャーマン・シェパード・ドッグなどが挙げられます。

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