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犬の健康 犬の食事 与え方

犬の食事 与え方

犬の食事について、最も適した与える時間や、食事の量、回数など、犬に食事を与える際に気をつけたいポイントや、 後片付けの仕方など、知っておきたい犬の食事の習慣などについて説明しています。

犬の食事 与える時間

犬の食事は、飼い主の生活リズムに合わせて、時間を決めて与えましょう。
犬に催促されて与えるのではなく、犬が静かに落ち着いている時などに飼い主が主導権を持って与える事で、食事は飼い主から与えてもらえるものという認識を持ち、飼い主への信頼も高まります。

また、食事を与える時間は、朝と夕(成犬の場合)などおおよそで決めておきます。正確に決めすぎると、少しでも時間が前後する事で、無駄吠えをしたり、犬に余分なストレスを与えたりする場合もあります。
犬の健康を考慮すれば、排尿や排便をすませた散歩の後などが良いでしょう。

犬の食事 与える回数

成犬の食事は、1日2〜3回以上に分けて与えるのがベストです。食事の回数が少ないと、空腹から慌てて食べるようになり、あまり噛まずに丸飲みする事で胃や腸に負担かけてしまいます。また時間をかけずに食べるので、肥満体質になる場合もあります。
1日に決められた分量を、2〜3回に小分けして与えます。おやつなども1日与える分量に加えておくようにし、食事の分量と調節して与えるようにしましょう。

犬の食事 与える量

与えた量をきちんと食べ、もう少し余裕があるくらいの「腹八分目」が適量と考えて良いでしょう。
ドッグフードのパッケージには、犬の体格別などで、だいたい適度な1日分の分量が記載されていますので、きちんと確認しておきます。犬に必要な1日分のカロリー量を把握することは、肥満の防止や健康の為にもとても重要です。犬の体格や、体調、排便状態などを考慮しながら調節してあげましょう。 おやつなどを与える場合は、その分、食事のカロリーを減らす事も大切です。

犬の食事 後片付け

犬が食事を食べない時はすみやかに片づけましょう。目安としては、だいたい食事を与えて20分程度。
いつまでも食事を出したままにしておくと、いつでも食べられると思い、だらだらと遊びながら食べる習慣がついてしまいます。また体調が悪くて食欲がない時など、飼い主が気づきにくくなってしまいます。また衛生的にも良くありません。
最初に出した時に食べない場合は一旦片づけて、1〜2時間程たって同じものを再度与えてみます。
おなかが空いていれば食べるはずです。自分の嗜好に合ったものだけを食べるようになるのを避けるためにも、再度与える時の食事は変えない方が良いでしょう。

犬の食事 習慣

同じ場所、同じ食器、同じ量で与える習慣づけをしましょう。
また、与えるドッグフードを頻繁に変えるのは避けましょう。犬は、食事の内容に自分の内臓を合わせていく機能を持っていますので、食べるドッグフードがしょっちゅう変わると内臓が安定せず、犬の健康や成長の妨げととなります。

犬の食事 アレルギーとペットフード

ペットがより人間の生活により密接に関わってきている現在では、食物アレルギーなどの問題を抱えている犬も増えて来ています。
特定の食品や栄養素(蛋白質など)に対し、過敏な反応を起こす食物アレルギー。犬にアレルギーの兆候が見られたら、原因が特定されている場合は、その食品が含まれていない食事に切り替えましょう。また、低アレルギーのフードを与えるようにします。
アレルギーの原因が分からなかったり、アレルギー症状が著しい場合は、動物病院などで専門家とよく相談し、その犬にあったフードを選ぶのが良いでしょう。