エキノコックス症(多包条虫症)
エキノコックス症とは、別名「多包条虫症」とも呼ばれ、寄生虫「エキノコックス」が寄生することで発症する病気です。国内では北海道で多く見られます。
エキノコックス症の原因
エキノコックス症の原因は、感染した犬の便と一緒に排泄されたエキノコックスの卵が、様々な要因で経口感染し小腸に寄生する事で起こります。
エキノコックス症の症状
エキノコックス症の症状は、感染しても、まれに下痢が見られる程度でほとんどありません。
感染後約半年以内で、成虫は自然と排泄で体外に出されます。
エキノコックス症の治療
エキノコックス症の治療には、駆除薬「プラジクアンテル」を投与します。このほぼ駆除薬で100%エキノコックスを駆除する事ができます。
エキノコックス症の予防
エキノコックス症を予防するには、犬がネズミの捕食などをしないよう、犬の放し飼いは避けるなど、普段から心がけましょう。