コリー眼異常
コリー眼異常とは、先天性の劣性遺伝として起こる眼の異常を言います。
その名の通りコリーをはじめ、シェットランド・シープドッグ(シェルティ)、ボーダー・コリー、オーストラリアン・シェパードなどがかかりやすい犬種として挙げられます。
コリー眼異常の原因
先天的な要因が原因と考えられています。
コリー眼異常の症状
眼球内の出血や、強膜の欠損、脈絡膜の形成不全、網膜はく離、毛細血管の蛇行などが見られます。
また、生まれつき眼球が小さかったり、視力が極端に悪いか失明している場合もあります。
しかし軽症のものは、発症していても一見目立った症状がなく気付かないケースも多いようです。
コリー眼異常の治療
特定の治療法はまだありません。そのため、それぞれの症状に応じた治療を行います。
コリー眼異常の予防
先天性疾患のため予防法はありません。疑いのある犬の交配を避けるなどして対応しましょう。