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鼻腔狭窄症

鼻腔狭窄症とは、 鼻腔内の形成になんらかの異常が確認できる病気です。
パグフレンチ・ブルドッグシー・ズーペキニーズなど、小型の短頭種に比較的多く見られます。

鼻腔狭窄症の原因

鼻腔狭窄症は、生まれつき鼻腔が狭いなど、先天的に異常が見られる場合が最も多い病気です。また、ウィルス感染症や刺激臭などが原因で、鼻腔内の粘膜が炎症を起こして腫れる事から発症する場合もあります。

鼻腔狭窄症の症状

鼻腔狭窄症の症状としては、鼻腔が狭くなっている事から、寝ている時のいびきが目立ちます。また、呼吸の度に音がしたり、呼吸困難に陥いる事もあります。その他、口を空けながらの呼吸や気道の炎症なども見られます。

鼻腔狭窄症の治療

鼻腔狭窄症の治療方法ですが、鼻腔内の形成上の問題などは、外科的手術が最も有効になります。また、鼻腔内の粘膜が腫れるなど、炎症が原因となっている場合は、炎症を抑える対処療法を行います。

鼻腔狭窄症の予防

鼻腔狭窄症を予防するには、早期発見・早期治療が最も大切です。特にかかりやすい小型の短頭種を飼育している場合は、十分注意しましょう。